【2025年7月26日最新】海外FX投資ニュース|海外FXビジネスフェア

こんにちは、FXインストラクターの鈴木です。

今日も一緒にFXの世界を学んでいきましょう!前日(2025年7月26日)の市場では、私たち初心者にとって学ぶべき重要なポイントがたくさんありました。市場の動きを「教材」として活用し、FXトレードの理解を深めていきましょう。

目次

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※こちらは海外在住の日本人向けコンテンツになります。

1. 今日のお勉強:前日の市場で学べるポイントを紹介

昨日の市場では、日米関税交渉の合意というビッグニュースがありました。このニュースに対して、為替市場、株式市場、債券市場がそれぞれ異なる反応を示しました。これは「同じニュースでも、市場ごとに解釈が異なる」という重要な学習ポイントです。

今日は特に以下の3つのポイントを一緒に学んでいきましょう:

  1. 政治的イベントと市場の関係(日米関税交渉の例)
  2. 金利と為替の関係(日銀利上げ観測と円相場の動き)
  3. 相場の過熱感とは(日経平均の反落に見る市場心理)

さあ、早速ニュースの解説に入っていきましょう!

2. ニュース解説:各ニュースを教材として詳しく解説

ニュース① 日米関税交渉合意の影響を理解しよう!

学習目標:政治的合意が為替市場にどう影響するかを理解する

トランプ政権と日本政府が関税交渉で合意し、日本からの輸入品への相互関税を当初予定の25%から15%に引き下げることになりました。これはどういう意味なのでしょうか?

なぜこれが重要なの?

関税とは輸入品に課される税金のことです。関税が下がると、日本から米国に輸出する商品の価格が下がり、競争力が増します。これは日本企業にとって良いニュースとなります。

市場はどう反応したの?

不思議なことに、良いニュースだったのに日本株は下落し、円は安くなりました(ドル円は147円台後半に上昇)。これはなぜでしょうか?

ポイント! 
市場は「期待」と「現実」のギャップで動きます。

この場合:

  1. 市場はすでに関税交渉の合意を「織り込んでいた」(事前に買っていた)
  2. 発表後に「利益確定の売り」が出た(買っていた人が売って利益を確定)
  3. 「5500億ドルの投資」という言葉に対する解釈の違いが不確実性を生んだ

【用語解説】織り込み
市場参加者が将来の出来事を予想して、事前に取引に反映させること。「すでに織り込み済み」と言われると、発表時に大きな反応がない可能性を示します。

ニュース② 長期金利上昇と日銀の早期利上げ観測を学ぼう!

学習目標:金利と為替・債券価格の関係性を理解する
日本の長期金利(10年物国債利回り)が一時1.605%まで上昇し、約17年ぶりの高水準となりました。

なぜ金利が上がったの?

日米関税交渉の合意を受けて、「日銀が追加利上げしやすい環境になったのでは?」という見方が強まりました。金利は「お金を借りるコスト」です。中央銀行が政策金利を引き上げると、市場金利も上昇する傾向があります。

金利上昇と債券価格の関係

覚えておこう! 
金利と債券価格は反対方向に動きます。

金利↑ → 債券価格↓ 金利↓ → 債券価格↑

これはなぜでしょう?簡単な例で説明します

あなたが年利2%で発行された10万円の債券を持っているとします。その後、新しい債券が年利3%で発行されたら、あなたの債券は魅力が下がります。誰かにあなたの債券を売るなら、より高い利回りの新債券と競争するために、価格を下げる必要があります。

【用語解説】国債利回り
国が発行する債券(借用証書)から得られる収益率。市場金利の代表的な指標となります。

ニュース③ 円相場の下落と米経済指標の影響を理解しよう!

学習目標:経済指標が為替に与える影響を理解する
ドル円相場は147円台後半まで円安が進行しました。

なぜ円安になったの?

主な理由は2つあります:

  1. 米国の経済指標が堅調:6月の耐久財受注が予想よりも良い結果だったため、「米国経済は強い」→「FRB(米連邦準備制度理事会)は利下げを急がない」→「ドル金利は高いまま」→「ドル買い」という流れになりました。
  2. 日米の金利差:日本の金利は上昇したものの、米国との金利差はまだ大きいため、より高い金利を求めてドルが買われる傾向があります。

ポイント!
FXは「金利差」がとても重要です。金利の高い通貨は買われる傾向があります。

【用語解説】耐久財受注
自動車や機械設備など、長期間使用できる製品の注文状況を示す経済指標。企業の設備投資意欲や経済活動の先行きを示す重要な指標です。


深掘りコーナー:金利と為替の関係

為替レートと金利の関係は、FX取引を理解する上で最も重要な概念の一つです。なぜ金利が高い通貨が買われるのでしょうか?

その理由は「キャリートレード」という取引手法に関係しています。キャリートレードとは:

  1. 低金利の通貨を借りる(例:日本円)
  2. その資金で高金利の通貨を買う(例:米ドル)
  3. 金利差からの利益を得る

例えば、日本の金利が0.5%、米国の金利が5%の場合、単純計算で4.5%の金利差があります。多くの投資家がこの戦略を取ると、低金利通貨(円)の売りと高金利通貨(ドル)の買いが増え、円安ドル高につながります。

但し注意!
キャリートレードは為替変動リスクがあります。円高になると、得た金利差以上に為替差損が出る可能性があります。


ニュース④ 日経平均の反落から相場心理を学ぼう!

学習目標:相場の過熱感と調整について理解する
東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、370円11銭(0.88%)安の4万1456円23銭となりました。

なぜ株価が下がったの?

株価は直線的に上がり続けることはなく、上昇と調整を繰り返しながら動きます。今回の反落は:

  1. 短期的な過熱感:急速に上昇した後の「一息つく」調整
  2. 利益確定売り:上昇で利益が出た投資家が利益を確定するための売り
  3. 重要イベント前の様子見:来週のFOMCと日銀会合を控えた慎重な姿勢

相場の過熱感をどう判断するの?

相場の過熱感を判断する指標としては、RSI(相対力指数)やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標があります。例えば、RSIが70を超えると「買われすぎ」と判断されることが多いです。

覚えておこう! 
相場は「階段状」に動くものです。上昇→調整→上昇→調整…というサイクルは自然なものだと理解しましょう。

【用語解説】RSI(Relative Strength Index)
相対力指数。一定期間の上昇幅と下落幅の比率から算出される指標で、0〜100の間で変動します。一般的に70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと判断されます。

ニュース⑤ 原油価格の下落から商品市場を学ぼう!

学習目標:商品市場と為替の関連性を理解する
原油先物価格が下落し、WTIは1.32%安の65.16ドルで、3週間ぶりの安値となりました。

なぜ原油価格が下がったの?

主な理由は:

  1. 委内瑞拉の増産懸念
  2. 米ドル高(原油は主にドル建てで取引されるため、ドル高は原油価格の下落要因)
  3. 世界経済の先行き不透明感による需要減少懸念

原油価格とFXの関係

原油価格はカナダドル(CAD)、ノルウェークローネ(NOK)、ロシアルーブル(RUB)など産油国の通貨と強い相関があります。例えば:

  • 原油価格↑ → カナダドル↑(カナダは産油国)
  • 原油価格↓ → カナダドル↓

一方、日本のような原油輸入国では:

  • 原油価格↓ → 輸入コスト減少 → 経済にプラス → 円高要因

ポイント!
商品価格と通貨の関係を知ることで、相場予測の幅が広がります。

【用語解説】WTI(West Texas Intermediate):米国のテキサス州とその周辺で産出される原油の銘柄で、原油価格の国際的な指標の一つです。

3. 知識コーナー:関連する基礎知識や用語解説

【基礎知識】FX市場に影響を与える4つの要因

  1. 金融政策:中央銀行の金利決定や量的緩和策などの政策
    • 例:日銀の利上げ観測→円高要因
  2. 経済指標:GDP、雇用統計、物価指数など
    • 例:米国の良好な経済指標→ドル高要因
  3. 政治・地政学的イベント:選挙、貿易交渉、国際紛争など
    • 例:日米関税交渉の合意→不確実性減少
  4. 市場心理:投資家のリスク選好度や期待
    • 例:過熱感による利益確定売り

【図解】為替レートの決定要因

           ┌─────────┐
           │  為替レート  │
           └─────────┘
                 ↑
      ┌──────┴──────┐
┌─────────┐      ┌─────────┐
│  ファンダメンタルズ │      │  マーケットセンチメント │
└─────────┘      └─────────┘
      ↑                 ↑
┌──────┴──────┐  ┌──────┴──────┐
│    経済指標    │  │    短期的な期待    │
│    金融政策    │  │    投機的な動き    │
│    政治要因    │  │    テクニカル分析   │
└───────────┘  └───────────┘

4. 今日の学習ポイント:覚えておくべき重要事項

  1. 金利と為替の相関関係
    • 金利の高い通貨は買われやすい傾向がある
    • 金利差の拡大・縮小が為替相場の大きな動因となる
  2. 市場の反応は「期待との差」で決まる
    • ニュース自体よりも「市場の期待と実際の結果の差」が重要
    • すでに「織り込み済み」の場合、発表時の反応は限定的
  3. 複数の市場を関連付けて見る習慣を持つ
    • 為替・株式・債券・商品市場は相互に影響し合っている
    • 例:金利上昇→債券価格下落→円高→株安(輸出企業)
  4. 重要イベント前は市場が様子見になりやすい
    • 中央銀行の政策決定会合前は変動が小さくなることが多い
    • ただし、決定後は大きく動く可能性があるので注意
  5. テクニカル分析も基本を押さえよう
    • RSI、移動平均線、サポート・レジスタンスなどの基本指標
    • 過熱感や反転のタイミングを判断する助けになる

理解度チェック

次の質問に答えてみましょう:

  1. なぜ日米関税交渉の合意後に円安が進んだのでしょうか?
  2. 金利上昇と債券価格はどのような関係がありますか?
  3. 「市場の過熱感」とはどのような状態を指しますか?
  4. 原油価格の下落はどの国の通貨に特に影響しますか?
  5. 来週の市場で特に注目すべき要因は何ですか?

5. 次回予告:明日以降の学習テーマ

次回は、いよいよ来週に控えた「中央銀行の政策決定会合」について学習します。FOMCと日銀の金融政策決定会合が市場に与える影響と、そのトレード戦略について解説します。

また、「ボラティリティ(価格変動)が高まる時期のリスク管理」についても触れる予定です。大きな相場変動時にどのようにリスクを抑えつつチャンスを活かすかを学びましょう。

FXの世界は奥が深く、日々の市場の動きから多くのことを学べます。今日学んだことを少しずつ実践に活かしていきましょう。「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、FXでは「百見は一実践に如かず」です。チャートを見て、分析して、少額からでも実践することが最も効果的な学習法です。

明日も一緒に頑張りましょう!

FXインストラクター 鈴木

※こちらは海外在住の日本人向けコンテンツになります。

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